〔開店までの道のり〕

「旭川で食べた魚介の効いたラーメンとの出会い。」

  店主が大学3年の夏休みにバイクで北海道を一人旅していた時、お金がなくてほとんど毎日自炊していたが、暑い旭川の町でふらりと入ったラーメン屋で衝撃的なラーメンと出会う。

 

学生時代それまでもラーメン好きで、東京・神奈川のラーメンはいろいろ食べていたのだが、とんこつブームの時代だったこともあり主にこってりしたものが多かった。

 

見た目は普通の醤油ラーメンだが、一口スープを啜ってみると強烈な魚介のインパクト!食べたことのない味に感動し、一気に完食。魚介だしラーメンとの初めての出会い。

 

大学卒業後5年間のサラリーマン生活の後、2件のラーメン店で4年間修行。その間も「店を始める時は自分の味で勝負したい!」と思っていたので、自宅の台所で研究を重ね、自分のイメージしてきたスープを作り上げる。 

「とんこつのコクがしっかりありつつ、魚介のキレのあるだしの効いたスープ」

この味を自分の地元である横浜の金沢で広め、たくさんの方々から愛される店を目指して、2005年3月21日に「中華そば うめや」を金沢文庫に開店しました。